バンコク在住アラフィフHedden Lilyです。
仕事先にいる、ある人物。
意地悪じゃないし、普通に話す分にはどちらかというと好青年(中年?)
同世代男性。
私は一緒に仕事をするようになって、少し苦手意識が出来てしまいました。
なぜかというと、部下に対する態度があまり気持ちのいいものではないからです。
みんなが彼の承認を待っているのに、全く返事もない、引き受けた仕事の
締切を平気で破る、やらないは日常茶飯事。 一旦同意したことをひっくり返すなんてことも。また、彼を含めた会社の上で決めたことをチームにシェアしないので、後々に部下が大慌て等。
私は幸いにも会ったことなかったのですが、日本にもいそうですよね。こんな上司。
どうしたらいいでしょう?
約20年に渡り、大手外資系でエクゼクティブ達と接してきた私だったらこうするだろうなということをあげてみます。
締切のあるもの、承認が期日までに必要なもの
しつこく確認、リマインダーをします。相手も忙しくて、覚えていないか、忘れてしまっていることはおおいにあり得ます。上の人だと思うと、しつこくすると怒られるのでは?と遠慮してしまうこともあるかもしれませんが、もう仕事と割り切ってやります。
でもその際には、へりくだり、申し訳なさそうにします。 この手のタイプは上から目線は絶対NGです。これ、世界各国共通で、リマインダー、確認大事です(ただし、できる上司は自分で管理できていたりしますし、簡単なことはお願いしたその場で片付けてくれることもありますね) パーソナル・アシスタントがいる場合には、その方への信頼が厚いことが多いので、その方からお願いしておいてもらうのも手です。
また、どれほどその案件の承認が(期日までにもらうことが)重要かを簡単かつ論理的に書くのも結構効果的です。
同意したことをひっくり返す
これって実は同意してなかったのかもしれません。その場で反対するのが面倒とか、適当な反対理由がなかったとか、または彼のいないミーティングで決定したことで、詳細を知らせていなかったなど。
こういう上司は大抵自分がないがしろにされることを極端に嫌がるので、報連相(報告・連絡・相談)を密にして、何か決定する時は必ず彼が“判断”したように持っていくのがいいのかもしれません。
チームに情報をシェアしない
他のチームに聞きまくるなどの手があります。 または何か知っておくべきことがないかをこちらからさりげなく聞いてみたりするのがいいかもしれません。
面倒ですね^^; 本来お互いが協力して、よい仕事をしようと思っていれば、こんな変な気を使わなくてもいいんですけど。 しかし、タイは日本以上に上下関係がはっきり、厳しいように感じるので、上が面倒なのは仕方ないのかもしれません(この人だけなのかもしれませんが…)
また、「人のふり見て我がふり直せ」と自分の行動も振り返りつつ、反面教師、人間関係攻略するには?と日々考えながら自分の糧としています。そう考えると彼もありがたい存在かもしれません。
さて、こんな風にタイ人と働くって結構カルチャーショックで、最初(今でも?)苦労しました。タイで就活していると、日系企業の求人には「タイ人と働いたことのある人優遇」なんてあるんです。 みんな苦労するんでしょうね。最初。今はこの意味よ~くわかります^^;
あ、言っておきますと、タイの人たちはいい人多いです。でもいい人と、仕事が一緒にしやすい人って違うんですよね…このタイ人の男性上司のように。 つくづく思います。
その話はまた後々に…