バンコク在住のアラフィフ・HiddenLilyです。
2019年になったものの、記憶がまだ残っているうちに(笑)、
2018年11月18日(日)バンコクマラソンに出た時のことを
記録してみることにします。
そもそものきっかけは、アンコールワットマラソンに出る!でした。
そのちょうど2週間前に開催されるということで、事前練習として、
バンコクマラソンも出てみることに。
せっかくバンコクにいるのだし、という気持ちもあった。
が、こちらのほうが距離も少々長く、実はアンコールワットマラソンより
暑さもあり、過酷なことに…(@@;)
バンコクマラソン
バンコクマラソンは毎年11月にバンコク市内で行われるマラソン大会。
特徴はなんといっても真夜中、超早朝のスタート。
西側の観光名所スポットの周りがコースになっている。
また、協賛企業が多く、登録料金が安いのに、完走者にお土産がたくさんもらえるのが嬉しい(在住外国籍者500バーツくらい)
2018年はプロティン入り乳飲料、パン菓子、バナナ、ミカンなど、袋いっぱい。
ちなみにガリガリ君ブースがあり、ガリガリ君の配布も。
マッサージを無料でしてくれるブースもいくつか開設していました。
スタートが真夜中~超早朝でハプニング!!
私たちは10.55Kmコースだったが、早朝4時集合。
フルマラソンはその前日夜11時にスタートです。
うちはマラソン会場から遠く、当日の交通規制も心配だったので、
前日に近くの安ホテルに泊まることにしたが、正解だった。
それは…
まさかの寝坊!でも間に合った!!!
まさかまさか、である。携帯の目覚ましの設定を間違えていたなんて
べたすぎる…うるさいと思っていた隣の部屋の物音で起きて、真っ青。
4時集合、4時半スタートなのに、4時10分に起きてるし!!!
5分で支度して、ホテルからすでにマラソン大会並みに、走る走る(笑)
同じく寝坊?のランナー達もぞくぞくと同じ方向へ向かい走る、歩く(?)、
またはトゥクトゥクで駆け付けていた。
バンコクマラソンはとにかく暑い!
幸い、間に合ったが、物凄い人!10.55Kmの参加者が一番多かったようで、1万人以上が集結。スタート地点は朝の電車のラッシュ並み。熱気でサウナのように暑く、朝4時半前だというのに、すでに汗だく。
ここでかなり体力と水分を消耗していたと思うが、ラッキーだったのは、
前日に購入していたポカリスエット、バナナ、バナナケーキが最強にいい水分、
エネルギー補給になっていたということ。
このバンコクマラソンでも給水所はあるものの、最初のそれは5Km地点。
そして、この日の気温4時半で既に28度。スタート地点は体感温度33度はあったと思う
(あんなに汗をかくことは日中でも結構ない)。
この状態で遅れていった私たちでさえ15分以上待たされていたので、
それより前に到着していたランナー達にとってはもっと大変だったであろう。
スタート時点で既に相当の水分、エネルギーを使っていたはず。
なのに、最初の給水まで5Kmあるのだ。
バナナケーキとポカリが最強
事前にコースを確認して、これに気付いていた私達はペットボトルの水500mlとポカリスエット300mlを購入しており、これを持参。水は寝坊で部屋に置いてきてしまったが、走っている間ポカリで水分補給。周りが暑さでへばっていく中、快調に走れた。
そして、バナナとバナナケーキ。これはなんといってもすぐにエネルギーになるのに消化がいいの一言につきる。それにおいしい💛
余談ですが、タイのセブンイレブンで売っているバナナケーキは私の大好物💛
たまにパイナップルケーキもあって、こっちもおいしい。
1個10バーツ(約33円)の超リーズナブルなお値段はお土産にもおすすめ。
そしてポカリスエット。バンコクで入手できるとは!
水よりもやっぱり数倍疲れ度合いが違う!
カンボジアでも販売していて、アンコールワットマラソンでもお世話になりました。
(ありがたや~)
びっくり楽しいルート
大会では普段車が走っている車道を閉鎖して、ランナーが走るが、
スタートから1kmを過ぎた頃、道の脇に多数の人が…
朝早く(夜遅く?)から応援かと思いきや、なんと、そこで暮らしている方々。
子供もいます。
屋根もないオープンエアに暮らすみなさんは寝ぼけ眼。
大勢のランナーが走る姿を何事かと静かに見つめていました。
そして、びっくりは、ところどころ彼らがビニールシート?上に
作った田んぼが!? もう刈り取り出来そうなほど稲が実っていました…
そのほかも普段車が走る道路を走れたのも面白かった。
高速道路のようなところも走る。
まだまだ真っ暗で、街頭が灯るようなところを、1万人以上のランナーがわさわさ走る姿は、なかなかシュール。
やっちゃいけないをやって
両足痙攣をおこして担架で運ばれた!
そして、無事ゴール!
感動を噛みしめる。 やった~!!!!
そして、やれやれと思っていると久光製薬さんが、マッサージ所を出しているではありませんか!
早速お願いしようと言われるままに靴、靴下を脱いだところで、
ピキーン!
両足が攣りまくり!一時期よく朝方足が攣っていたのですが、こんな攣り方は初めて!肉離れかというくらい!
物凄い激痛でマッサージのおばちゃん2人の腕をつかんで大騒ぎ。
尋常じゃない様子に、待機していた医療班が呼ばれ、担架で運ばれることに…
実は、やってはいけないすべてをやってしまい、両足の酷い痙攣を引き起こしていたのでした。
やってはいけないのに私がやっちゃった”攣りやすくなる”こととは…
×ゴール間際で全速力 → 足に余計な負荷がかかる
×早く行きたい一心で給水所を2か所すっとばし → 水分不足
×そして、そして、ゴール後クールダウンせず、完走者がもらえるメダルの列に並ぶ → 筋肉が興奮状態になったまま
大騒ぎして、あ~恥ずかしいかった。
↓私の酷く攣った足を手当する医療班の方々
色々なハプニングがあったものの、初海外マラソンのこのバンコクマラソンは
なかなか感慨深いものになりました。