女・挑戦・50代 

うつ、乳がんを乗り越えた。さて、人生後半戦を豊かに生きるために何しましょう?な毎日

好きなことで人生後半からでも輝ける

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うつ、乳がんからのV字逆転!海外でも自分らしく生きる

バンコク在住のアラフィフ・HiddenLilyです。

 

日本に帰国中、友達に誘われて恵比寿のギャラリーに行ってきました。

小山田元子(おやまだ もとこ)さんという女性アーティストの作品展示が

あったのです。

 

彼女の絵は抽象画。 色使いがなんとも鮮やかで、繊細さと大胆さを持った

とても印象深い作品で、ギャラリーにいる間一つ一つの作品に見入ってしまった。 

 

ギャラリーには小山田さんご本人もいらっしゃり、色々とお話もうかがえた。

私が特に強い印象を受けたのは、彼女が60歳から絵を描き始めたということ。

  

小山田さんは美大を卒業されていたものの、スタイリストとなり、

絵は描いていなかったそう。

 

その間、彼女のお母さまは娘の絵の才能を見抜いていたのでしょう。

事あるごとに「絵をいつ描くのか」と彼女に聞いていた。

 

そのお母さまが病気になり、小山田さんはお見舞いにと、

お母さまのために描いてあげたそう。お母さまは大変喜び、

またこう言ったそうです。

 

「あなたは絵を描いていたほうが、人生もっと楽しめるわよ」

 

そして、これがお母さまの遺言になったそうです。

 

お母さまの言葉通り、それから小山田さんは絵を描くことに楽しみを見出して、

楽しくて、楽しくて、毎日描いたそうです。 

 

そして今度はそれを見ていた小山田さんの息子さんが、

Facebookというものがあるから、それに載せてみたらどうかと

勧めてくれたそうです。

 

彼女はFacebookに自分の作品を載せ始めたそうです。

多くの人から反応が届き、やがて、海外から展示をしないかとの

お誘いが来るようになったそうです。

 

それがわずか5年前のこと。 今ではベルリン、ミラノ、

ニューヨーク等世界中の画廊から出展の要望が相次いでいるとのことです。

 

そして最近ではモナコ公国王室主催のコンペティションでも

皇太子選出の賞をいただいたそうです。

 

素晴らしいですよね。

 

お歳を召してから成功される方のお話などをネットなどで読んだりしたことは

ありましたが、実際にそういった経験をされている方に直接お会いするのは初めて。

 

本当にこういった方がいるのだと、びっくりしました。

 

それと同時に、好きなことを本当に楽しんでやっていれば、何歳からでも

幸せに、そして成功できる、今はそのチャンスが容易につかめる幸運な

時代であることを改めて実感した。

 

小山田さんの話は、自分の励みにとてもなりました。

 

これから人生後半を充実させたくて、でも年齢のせいにして、

好きなことではなく、「出来ること」につい目を向けがちになっていた自分。

 

私には小山田さんのような才能はないかもしれません。

でも、自分の好きなことを自由に好きなだけ、楽しんでやっていいんだと

自分にOKを出せば、人生の後半も何か開けてくる気がしている。

 

小山田さんの作品はギャラリーサボンにて

毎年6月頃出展があるようです。

 

今年2019年も6月26日まで開催されていますので、 

ご興味がありましたら、是非素敵なご本人と素敵な作品に

会いに行ってみてはいかがですか。

https://www.facebook.com/galerie.cabon/posts/1033331363424884/