バンコク在住アラフィフ・Hiddenlilyです。
10月にベトナムのダナンで結婚記念旅行をしてきました。
折角の記念旅行だし、どこかの素敵なリゾート地でのんびりした~い、近場でまだ行ったことのないところがいい!
…ということで、バンコクから近く、かつリゾート地として注目されてきているベトナム・ダナンに白羽の矢を立てました。
ダナンはベトナム中部にある最近注目度が増しているリゾート地で、バンコクからは飛行機で2時間。近い!
でも実は9月~1月はダナンは雨季。
しかも10月は雨量がめちゃめちゃ多い月…
滞在3泊4日のうち、2日はほぼ雨。しかも大雨(^^;)
予想外の大雨…リゾートでどう過ごす?
プールやビーチサイドで水着でのんびり、ビールでも飲みながら読書して過ごそうか…
そんな思惑も吹き飛ぶことに…
10月のダナンは雨季。
スコールというより、日本のゲリラ豪雨が一時間ごとに来る感じ。
しかも、雨が降っている間は肌寒い。多分23~25度くらい?
少し蒸しっとするけど、寒がりな私にはプールなんて入れる温度じゃない…
上着持ってきてよかった~ってくらいに予想外でした。
ちょっとがっかり…ですが、メリットも。
それはズバリ、価格が安い。
そして人が少ない
ゆったりした時間を楽しむには最適です。
そして、私達はこんな風に楽しみました。
1.部屋とテラスでおもいっきりのんびり、まったり
今回、部屋から出なくてもリゾート感が味わえるプール付きのヴィラにしていました。
まあ、夫がというより、私がプール付きヴィラが好きなんですが(*^^*)
お部屋で人目を気にせず、いつでも好きな時にざぼーんっていいじゃないですか?
まあ、結局寒くて入らなかったんですけど、見てるだけで、なんかいいんですよね。
プール。夜はライトアップされてるし。
で、なんといっても、写真にある、この目の前の緑と蓮の池。
ぶっちゃけ、お部屋の料金が海側よりお安いのもここに決めた理由でしたが、
どこか懐かしさもあり、私はとてもお気に入りました。
雨に湿って、どんよりとした緑と、晴れた時の、上の写真にあるように、光に生き生きと映し出される緑とのコントラストが結構いいんです。
その時々で変わる景色を見ながら、自分は自然の中にいるなあ~って、すごく落ち着きました。
朝、雨が降っていない時には、テラスでヨガや瞑想もしてましたが、プール越しの自然を感じながらやると、気分が全然違いますね。
今回の宿泊先はバンヤンツリー・ランコ―。
ダナン空港からは1時間の小さな町にあるリゾートです。
バンヤンツリーは高級リゾートホテルとして有名で、バンコクでもそのルーフトップレストラン・バーが観光客の人気スポットになっています。
肝心な部屋はというと…大きな絵がど~んと飾られて、アジア調のモダンな家具が配置された落ち着いた雰囲気。私の好きなスタイルです。
そして、ここに決めた理由の一つ、お風呂。
外の緑が見え、解放感があります。
毎晩、泡風呂にしてゆっくりつかって、リラックス。
お部屋滞在を十分楽しみました^^
2.部屋から自然を満喫:小鳥から…コウモリまで⁉
この部屋には、いろいろな動物も遊びに来てくれた(?)のも、楽しかったです。
小鳥たちがプールやプール横のシャワーで集まっては、楽しそうにさえずるし、雨が止むと見た事のない鮮やかな青い鳥、火の鳥を思わせるような長いしっぽの鳥もテラスの上を飛び交っていました。
また、ある日の朝には、ガチョウのグループが蓮の池を泳いで、私達の部屋のプール前にある草を食べに来たり、また最後の日の夕方には、コウモリたちが低空飛行で私達の目の前を行ったり来たり。
お風呂場のガラスには赤ちゃんかたつむりまで。
カタツムリ、久しぶりに見ました。赤ちゃんは初ですが。
3.ルームサービスとアフタヌーンティーのサービス
ご飯はすべてホテル内でした。
イタリアンとベトナム料理、タイ料理のレストランがありました。
オフシーズンだったので、2つのレストランしか開いていませんでしたが、すぐ隣の敷地にある姉妹ホテルのレストランにも行きました。
レストランはリゾートホテルのレストランなので、安くはないですし、ベトナム料理は私達には正直イマイチ…だったかな。
その代わり、ルームサービスがよかったです!
レストランからのデリバリーもあるのですが、ルームサービスでは、ベジタリアンメニューやその他美味しそうな限定メニューが豊富にあって、デザートも充実してました。
ずっと部屋で食べてもいいんじゃない?と思ったくらい。
昼はもちろん、夜はライトアップされたプールを眺めながらテラスで食べるのも、なかなか素敵でした。
そして、部屋でまったり、なにもしない私達に取って嬉しいサプライズ。
それはアフタヌーンティーのサービス。
ちょっとしたベトナムの伝統菓子とスナックとお茶をお部屋まで届けてくれます。
でも、ここでハプニング。
そんなサービスがあるとは知らない夫が、サーブしに来た係の人に、
「アフタヌーンティー?そんなの注文していない」
と断り口調で対応する事態に。ありゃりゃ。
たまたまその直前、私がこのホテルを紹介している方のブログを読んでいたので、部屋についているサービスらしいことを夫に話し、サービスを受けることができましたが…
これ、私がそのブログ記事読んでなかったら、断ってたな、絶対…
とはいえ、毎日午後3~4時くらいの間に来るティータイムは、なんだか得した気分。 毎日楽しみで、3時位には、ソワソワしてしまいました*^^*
4.朝からテンションが⤴健康意識高めな朝食と’朝シャン’
さて、朝食の話。
バンヤンツリー・ランコ―では、朝からシャンパン、“朝シャン”がありました!
バンコクでも一部高級ホテルでやっているようですが、私は初体験。
朝から朝食と一緒にって、ホントに贅沢な気分になりますね~。
美味しかったし、なんか嬉しかったです。初の朝シャン。
もちろん、これも朝食に込みなので嬉しい(*^^*)
さて、お料理はというと、一般的なビュッフェ式。
でも特徴的なのは、健康意識高い系なセレクションだったこと。
お料理の数、量が多いわけではないのですが、キヌアサラダやチアシードカクテルなど、スーパーフード系が充実していました。
なかなか、スーパーフードを使った朝食って見ないですよね。
特にこういう朝食で。というか、初めてみました。
色彩も鮮やかで、見ているだけでも楽しくて、朝食なのにテンション高くなりました。
シリアルもうちの夫ご用達・便秘対策のオールブランやゴジベリー、各種ナッツ類もあって、嬉しいかぎり。
生ジュースも、スイカ、ビーツ等々、色々あって目移り。
ケールとミカンが特に気に入って、毎朝飲んでました。
ケールの青臭さがマイルドで、かつミカンの甘みと爽やかさとあって、さっぱり美味しかったです。
こういう健康的な朝食が食べられるのは、ゆるベジタリアンな私には単純に嬉しいです。
それとさらに嬉しかったのは、ハーブティーも2種類あったこと。
私はカフェインを控えていて、コーヒーも紅茶も普段飲みません。
ちょっと気の利いたホテルにはカモミールはあるのですが、ここではモロッコミントティーなるものがありました。
普通のミントティーよりミント感がまろやかで飲みやすく、ちょっとはまりそうです。
(カモミールティーはお部屋にも置いてあって、これも他のホテルではない嬉しいサービスでした)
ベトナムのフォーもあり、折角だから、と食べてみました。
見た目の量と違って、味があっさりしているせいか、いくらでも入る感じ。
色々と食べた後だったので、全部食べられるかな~と思ったのですが、スルスル食べられて自分でも驚き。
美味しかったです。
色々と食べてみるのが大好きな私。
毎日少量ずつ違うお料理を食べて、あれは明日食べよう…なんて考えているのも楽しかったです。
4.ホテル内のアクティビティ
実はホテル内のアクティビティはかなり充実していました。
ベトナムコーヒーの淹れ方、ベトナム語、ヨガやゴルフのレッスン等々。
ほぼ無料で、毎日朝7時~夜7時まで何かしらやってました。
雨の時に、室内で出来るもので楽しめるのはいいですよね。
雨だし、部屋でおこもりだしで、プールにも入らず、豪華な食事をしたわけでもなく、地味~ですが^^;
でも、これはこれで、非日常を楽しめたのでいいかな?なんて、私的には思います。
やっぱりいいホテルに泊まると雨の日も楽しめるっていうのも、実感。
50歳を超えて、旅先での身体の適応能力、計画性や活動度が下がっているのが以前より目に見えてわかるので、サービスも質もいいものの良さが再確認できます(雨・ホテルに限らず、ですが)
ダナンにはホイアンやフエなどの世界遺産もあるので、次回はこういうところにも行ってみたいですね~。
☟ホテル内の夜のライトアップ。ホイアンのランタンを意識しているのかな?
夜、凄くロマンチックで素敵でした。