うつ、乳がんからのV字逆転!海外でも自分らしく生きる道を模索中
バンコク在住のアラフィフ・HiddenLilyです。
先日、タイでは普段なかなかお目にかかれないタコとムール貝のオイル漬けがセールになっていました。イタリア産。
通常145バーツ(約485円)が49バーツ(約172円)!
これは買いでしょ!と早速買い込み、その日の夕食のパスタ料理に入れることに。
黒オリーブとガーリックを細かく刻んでオリーブオイルで一緒に炒め、パスタに絡め…
シーフードパスタ~、おいしそ~とご機嫌で食べてみると…
なんだか酸っぱいのです。
少々なんて物ではなく、かなり酸っぱいパスタ。
オイル漬けのタコとムール貝が酸っぱい。
オイル漬けって、こんなに酸っぱかったっけ? いや、私の知っているオイル漬けじゃない…
シーフード好きの私は久々のムール貝とタコが酸っぱくて美味しくないことにショックを受けながらも、折角手に入れた貴重な、そしてまだ半分残っているこの酸っぱいやつらをなんとかもっと美味しく食べられないかとグーグル先生におすがりすることに。
すると、国際結婚してイタリアの田舎街で暮らす方のブログに遭遇。
そのブログによると、なんでも、イタリアのオイル漬けは、保存性を高めるためにまず酢に漬けてからオイルにつけるため、酸っぱいとのこと。
そして、イタリア人は酸っぱいのが好きだとも。
イタリア人が酸味を好むとは、かなり意外。
イタリア料理というと、トマトソースやガーリック、チーズをふんだんに、濃厚でリッチな味のイメージ。酸っぱいイタリア料理は思い浮かばない。
でも、本場イタリアのトマトソースは実は酸っぱいとのこと。 使うトマト缶にもよるようですが、安いものを使っているほど酸味が強いらしいのです。 ピクルス類はもちろん、レモンシャーベットやレモンジェラードも酸味がかなり強いようです。
2年ほど前にポーランドにいた時も、今バンコクでも、実はトマト缶から作るトマトソースが酸っぱいことが度々ありました。いつも不思議に思っていたので、ここで納得。トマトの質が違ったのかもしれない(安いの使っているから^^;)
さて、問題のオイル漬け。 酸味を抑えるには甘みを加えるとよいようです。
でも、理由が分かったところで、折角なので酸っぱさを生かすため、サラダに入れてみることに。そしてドレッシングにハチミツを少し。 これが大正解で、美味しいシーフードサラダになりました。
トマト缶で作るトマトソースも酸っぱい時には、砂糖や蜂蜜を加えるといいらしいので、これからそうすることにします。
イタリアにはまだ行ったことはないのですが、行ってみたい国のひとつ。 果たして、現地ではどれほど酸っぱい料理に出会うのだろう?と別の楽しみ(?)が出来ました。
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