もうすぐ会社を辞めて1年。
引きとめられる手を振り払うように辞めて、
「周りの大丈夫?」
という声にも
「大丈夫、5年無職でも大丈夫な貯金はあるから」と
笑顔で答えてました。
私が外資系会社、それも一般に言えば管理職を辞めて、
30代独身で無職となった原因は、今でも整理できていません。
「鬱」だったから…としか。
心が風邪を引いた状態ってよく言われる軽い状態から、
寝込んで、
「安静にしてないと、長引くよ」
って状態になったんだと思う。
私はこの「心の風邪」を軽く見て、
無理して、がんばっちゃったんです。
そしたら、どうしようもなくなって。
私は営業でした。
日本の文字通り半分を担当して、出張は毎月。
忙しいときは2週間、昨日は神戸、明日は鹿児島、
なんて毎日、夜の飛行機で移動しながら、自分のプレゼンから
アテンドの外人のプレゼンの逐次、それに製品のユーザトレーニング
等など、いろんなことをこなしてました。
バリバリのキャリアウーマン。
周りからはそう見られていました。
自分でもそう思ってました。
でも、自分が何のためにこんなに働いているのか、
わからなくなってきたんです。
あまりかかわらなかった仕事で、
インセンティブがすごく出たり、
すごいがんばったのに、結局白紙になったり。
自分ががんばっても、がんばらなくても、
結果は一緒なのではないか…?
じゃあ、なんのためにこんなにがんばっているのか?が、
わからなくなった。
会社のやり方があわないところを、
自分で無理やりあわせようとしていたことも心の負担になった。
(それぞれの会社のやり方、相性があるので、
あえてここで詳しくは書きません)
転職してきた私は転職当初から、違和感がありました。
今思えば、違和感があったところで、
辞めていればこうならなかったのかもしれません…