女・挑戦・50代 

うつ、乳がんを乗り越えた。さて、人生後半戦を豊かに生きるために何しましょう?な毎日

マラソンで得たもの:それは自信

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うつ、乳がんからのV字逆転!海外でも自分らしく生きる道を模索中。

バンコク在住のアラフィフ・HiddenLilyです。

 

小さい字が眼鏡をかけても見えない、物事に集中できない、

記憶力が悪くなった、耳が遠くなってきた、白髪もしわも増えてきた…

 

50歳になる少し前からあきらめること、

できないことが増えていく自分と向き合う日が多くなってきていた。

 

このままどんどん年を取っていくだけなのか、と。

 

そんな時、アンコールワットマラソンのことを知った。

遺跡の中を颯爽と走る自分が鮮明にイメージできた。

 

「出場したい!」

 

50歳の誕生日前後で、気の置けない女友達と記念になるような、

どこか楽しい場所で祝おうとしていた計画は、マラソン大会出場に変わった。

 

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 アンコールワットマラソン出場を決めてからは、当日完走できるように

トレーニング計画を立てた。

 

近所の公園、1周3km弱。

1周を走り、公園までの行き、帰りの歩き2kmから始め、

毎週1kmずつ走る距離、歩く距離を長くして、週2回早朝からトレーニングした。

 

気分が乗らない、生理日、体調があまりよくない時は少し距離を落とした。

続かない私が続けるためには、無理をしないことだった。トレーニングを

嫌なものと思わせないことだった。

 

アンコールワットマラソンの練習として、その2週間前に開催の

バンコクマラソンにも出ることにした。

 

定期的になにかやることが苦手で飽きっぽい自分。

でもトレーニングは続けることができた。

 

その理由は自分に課したその日の目標を毎回クリアのが、

何よりも嬉しかったからだ。

 

今日5km走ろう!

もう少し...走れた! 

 

今日も走ろう、体調がいいから、1km距離を増やしてみよう。

...走れた!

 

苦しい時も、

あと少し! 頑張れ!

と自分を励まし、出来た自分を褒めた。

 

今日も出来たね!よく頑張ったよ!

お疲れさま!

 

毎回きちんと私の励ましに応えて、その時その時の目標をクリアしていく自分。

 

そして、アンコールワット/バンコク両マラソンでは

自分で決めていた「歩かない」、「時間内完走」を見事達成できた。

 

ゴールが見えてきた時、嬉しくて胸が熱くなった。

全力で走りながら泣いてしまった。

 

自分はまだ出来るんだ。

 

マラソン大会で得たのは、自分に対する大きな自信だった。

 

老いは進み、これからも自分が年を取っていく過程と現実を

日々見せつけられるだろう。

 

それでもここで得た自信が、これから新しいことを始めることを

後押ししてくれるだろう。

 

 

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