バンコク在住アラフィフHiddenlilyです。
海外(たぶん特に英語圏?)では、
ご飯を再加熱してはいけないという
「常識」が存在するようですね。
先日、読んだ海外の健康サイトに
こんな記事がありました。
(ご飯の温めなおしは安全?)
日本人の私としては、ご飯がそんな扱いだったなんて、
ちょっとびっくり。
ここの記事では、適切にすれば問題ないと、
ご飯の温めなおしをする際の注意点・ヒントが
書いてありました。
この記事によると、ご飯に特有のセレウス菌という
細菌がご飯にはついている可能性があるというのです。
しかも、このセレウス菌は特定の調理プロセスでは
生き残ってしまうというのです。
セレウス菌
土壌や汚水などの自然界に多く存在し、食中毒の原因となる。
また常在菌として、健康な成人の10%の腸管に見られる。
まあ、確かに日本でも夏場のご飯は傷みやすいので、
気をつけろとはいいますし。
でも、セレウス菌のウィキペディアの説明を
読んでふと思ったのは、
衛生管理が日本ほどよくないのでは?
ということです。
というのも、かなり昔ですが、アメリカに留学中、
女子寮に入っていた頃のことを思い出したからです。
寮のトイレは共用。
そこで、みんなが用を足した後も
手を洗わずに出ていくのに気が付きました。
しかも、小さいほうだけでなく…も、です。
もの凄い衝撃でした…。
うひょ~(心の声)
同じような話に生たまごもありますよね。
海外だと卵の衛生管理方法が違うから、
海外では生たまごを食べてはいけないとか…
(今は違うのかしら?)
そういった日常についてだけでも、
清潔の観念が違って、多くの日本人は
余ったご飯を当たり前に再加熱して食べれるのに、
海外ではそれは危険とみなされるということ
なのかな~と思ったり。
そうしたら、前出の海外サイト記事にも
しっかり書いてありました。
“調理前にはよく手を洗うこと”
…やっぱり。
その他記事に記載されていた注意事項:
1.生の肉類に触れた器具は食材に近づけない
2.適切な温度で調理する:高温加熱。出来たらすぐに食卓へ
3.あまりは浅いお皿にうつして、素早く冷やす。
1時間以上放置しない。熱い料理は冷蔵庫や冷凍室へ。
でも、これ、それぞれツッコミたい…
特にこれ☟
“熱い料理は直接、冷蔵庫や冷凍室へ”
え?! 冷蔵庫に熱いのいれるの???
いや、それ、やっちゃダメな奴じゃ…
冷蔵庫の温度あがって、他の食品も傷んじゃうでしょうに!?
…と読みながらツッコミを入れていたら、
さらに、その後の記述にはこうありました…
“バクテリアが増えるのは40F~140F(4.5℃~60℃)。
40F(4.5℃)より低い温度で保存しましょう!“
え~と、さっき推奨した、冷蔵庫に熱いうちにいれたら、
冷蔵庫の温度が上がってダメな温度になりそうな…
アメリカは冷蔵庫が大きいし、
すぐに冷えるのかしら?
なんて疑問も出てくるのですが。
この記事を読んで、熱々のうちに冷蔵庫に入れて、
ご飯ばかりか他の食材で体調不良になる人が
いませんように祈るのみ(;´∀`)
さて、日本の冷蔵庫でご飯を保存する場合、
冷蔵庫の温度がどのくらいかも調べてみました。
日本の冷蔵庫の平均温度は、冷蔵室で3~5度くらいとのこと。
涼しい時期はいいですが、やっぱり夏場開け閉めや
設定温度によっては、バクテリアが繁殖しやすい状態には
なるような話も聞きます。
日本の場合チルド室(温度0度)があれば、
そこに入れるのがいいようです。
USAD(米国農務省)もご飯を廃棄する期間の目安を
載せていました。
冷蔵室:3~4日後
冷凍室:3~4ヶ月後
*2時間以上、室温(90F=32℃)においた
食べ残しは廃棄すること。
ちなみにこの32℃は、細菌繁殖が一番活発になる
温度だそうです。
もろ、バンコクの気温帯…(+o+)
たまに冷ましたご飯を冷蔵庫にいれるのを忘れて
寝ちゃうんで、私も気を付けないとな~( ;∀;)