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うつ、乳がんを乗り越えた。さて、人生後半戦を豊かに生きるために何しましょう?な毎日

11月はMovember:「口ひげ」で啓蒙する男性特有の健康問題を考えてみる

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バンコク在住アラフィフ・Hiddenlilyです。

 

Movemberって知ってますか?


11月の1ヶ月間、口ひげを伸ばすことで、前立腺がん、精巣腫瘍、男性乳がん、メンタルヘルスなど、男性特有の健康問題の認知度や健康意識を高めていこうとするキャンペーンのことです。


Mo(口ひげ)とNovember(11月)をかけて、MOVEMBER。

男性版ピンクリボン活動というところでしょうか。

 

もともとはオーストラリアで始まった活動で、全世界に広がっているようですが、特に

欧米系の男性の間では、この11月に口ひげを生やす人が多いようです。

 

実はこの話題、夫との会話から出てきたものでした。
なんでも夫の職場のイギリス人男性部下から口ひげを生やしたいと言われ、許可を求められたとか。

 

さて、このMOVEMBERで啓蒙する健康問題・男性特有のガンについて、皆さんはどのくらいご存じでしょうか?

 

女性特有のガン、乳がんや子宮頸がん等については、かなり広く知られるようになっていますが、男性特有のガンである前立腺がんや精巣腫瘍などについてはあまり知られていないのでは、と思います。

 

私も数年前まで前立腺がんについても、知りませんでした

男性の乳がんについては自分が乳がんと診断されてから、男性にも発症するということを知りましたし、精巣腫瘍については今回このMOVEMBERで初めて知りました

 

今回の記事ではMovemberが啓蒙している男性特有の病気、健康問題をかなりざっくりとですが、まとめてみました。

 

2020年には罹患率が2位に:前立腺がん


精液の一部を作る「前立腺」にがんができる病気です
年齢が高くなるにつれて、病気になる確率が高くなり、80代前半がピークとも言われています。


日本では最新のがん統計データによると、がんと新たに診断される男性の15%、約73,000人が前立腺がんだそうです。

 

これが2020年には男性のがんの罹患数で第2位になるとも言われています。

昔は聞いたことがなかったのに、罹患率で2位とは…ビックリですね。

 

食の欧米化が関連しているとも言われていて、欧米、特にフランスで患者数の割合が高いようです

ちなみに調べてみると、タイでは7.6%、約8000人が前立腺がんと診断されているようです。

 

実は、今年77歳の私の父親も、2年前から前立腺がんの疑いがあり、現在は経過観察中。 高齢化が進む日本で、これから広く知られる病気になってくるのかもしれません。 

  

初期症状は特に自覚症状がないようですが、がんが進行すると、尿が出にくい、排尿時に痛む、精液や血尿が混じるなどの症状が出るようです。

 

若い世代に多い精巣腫瘍

精子をつくる精巣にできるがんの病気。
10万人に1~2人と決して多くはないようなのですが、若い世代から働き盛りのが多くかかる傾向があり、15~35歳では最も多い悪性腫瘍のようです。

 

初期症状は無痛性の精巣の腫れやしこり

比較的高い確率で治癒が望めるようです。

 

参考情報サイト:精巣がん|がんに関する情報|がん研有明病院

 

女性だけじゃないんです:男性乳がん

 

乳癌というと女性特有の病気の代表ですが、乳がん患者全体の1%以下と少数ながらも男性も乳がんにかかることがあります。 

 

罹患患者の年齢は50~60代と女性よりやや高めです。

 

分かりやすい症状としては、女性と同様に乳房のあたりに固いしこりや左右差が出るとのことなので、異変を感じたら病院に行くのがいいようです。


こういった症状が見られたら、乳腺外科などに行くのがいいそうですが、男性の場合、まずは内科に相談に行くのも手だそうです。

 

ちなみに、女性の乳がんの象徴はピンクリボンですが、男性の乳がんの象徴にはピンクブルーリボンがあるのですね。 

これも初めて知りました。

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画像:Movember Japan(ブログ)

 

情報参考サイト:

女性だけの病気ではない。覚えておきたい『男性の乳がん』 - FNN.jpプライムオンライン

 

男性の自殺率は2倍:メンタルヘルス/自殺

日本では自殺が多いという話は聞いたことがあるかと思います。

 

厚生労働省の人口動態統計によると、自殺は死亡原因の第10位。

男性の15~34歳で言えば死因の第1位女性の2倍です。

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世界的に見ても、男性がうつ病などにかかる割合は高いようで、自殺率も女性より男性が多いようです。

 

私もうつ病になりましたが、幸いなことに自殺を考えるまでではありませんでした。

ただ、今思い出しても、あの絶望感は2度と味わいたくありません。 

 

誰にも相談できず、いえ、してはいけないとも思っていました。わかってもらえるとも思えませんでした。自分で自分をどんどん追いつめてしまうのです。 

 

男性の場合、感情を出すことが一般的に苦手だということで、うつが進行しやすいということを聞いたことがあります。 自分の感情に蓋をする傾向もあるので、身体に症状(熱が出るなど)が出ることも多いということも聞きます。

 

女性と違って、男性同士では愚痴や弱音を吐けない、吐く場がなかなかない、ということもあるのかもしれません。 

 


それぞれ特有の病気とはいえ、健康についての啓蒙、サポートは女性・男性関係なく必要なことではないかと思います。 

 

前立腺がんは日本では高齢者に多いようですが、Movemberのサイトによると50歳から医師と検査について話を始めたほうがいいとあります。もし、家族に前立腺がんにかかったことがあるのなら、45歳から始めるべきとも。

 

うちの夫(イギリス人)も50代なので、今晩あたりこの話題で話してみようと思ってます。

 

こういった活動を知ることをきっかけに自分の家族、愛する人に可能性のある特有の病気にも関心を持っていきたいと思ってます。

 

*以下記事内にもリンクは貼ってありますが、参考サイトを一覧としました。

ご活用ください。

 

参考サイト一覧:

Movember (海外サイト:英語)

Movember Japan(ブログ)

最新がん統計:[国立がん研究センター がん登録・統計]

WHO International Research on Cancer-Thailand factsheet

Movember/日本の男性がん啓発運動 | 前立腺がんWeb サノフィ株式会社

Prostate cancer statistics | World Cancer Research Fund

精巣がん|がんに関する情報|がん研有明病院

女性だけの病気ではない。覚えておきたい『男性の乳がん』 - FNN.jpプライムオンライン

平成30年人口動態統計(厚生労働省)